|
日本芸術家協会(JAG)2016年度
通常総会
(総会議事進行用資料)
日時 2017年 3月17日(金)午後1時30分 ※各役員は午後1時より準備のこと
会場 アートフォーラムあざみ野 2階
セミナールーム1・2
1、開会宣言 (定数確認は総会後の議事録に記録のこと)
2、議長選出
3、議案
第1号議案 2016年度事業報告並びに活動計算書・貸借対照表・及び次期繰越案承認の件
第2号議案 2017年度事業計画及び予算案承認の件
第1号議案
2016年度事業報告
1 展覧会開催事業(開催順)
1-1 2016春季JAG展の開催
場所:横浜市民ギャラリー(野毛桜木町)
日時:平成28年4月19日〜4月25日
合計出品者数79名 合計出品点数86点
来館者合計1236名(ギャラリー報告結果)
展示場スペースを勘案して、最大作品サイズを50号とした。
出品サイズ分布は、50号+40号21点、30号27点、20号+15号12点、10号21点、10号未満5点であった。30号近似のサイズ分布が優勢と考えていたが、50号30号で半数以上を占めた。新会場での初展示であり、坂のきつい立地ではあったが、会員一般ともに力作が光っていた。入場者数も1,236名と作者の励みに繋がったと考える。
秋の本展の大サイズを目指す作者や中規模の展示姿をまず体験したい一般出品者にとって
発表しやすい場所を得た思いである。
1-2 第39回JAG展(公募)開催
場所:東京都美術館
日時:平成28年11月16日〜11月24日
出品者数と作品数
会員56人62点、準会22人24点、賛助2人2点、公募19人23点
総数99人111点 8日間来館者数2363人(提出警備管理帳上で)
100号以上(変形は換算値で)42点、80号〜50号36点、40号〜20号29点・陶芸・工芸・
彫塑と分布している。作者が自分の画風を貫いているもの、新しい技法やイメージでチャレン
ジしている者、公募の中でも初出品で群抜く評価を得た者など。入館者の目を引く作品もあり、一定の評価を得た。
出品者数、作品数ともに減少した。年齢層が年々上がりつつあり、健康・病気事由による準会員の出品辞退が一番大きな要因と課題である。
公募の拡大については、模索や仕掛けを継続している最中である。キャプション上に展開するQRコードによる作者の制作メッセージ方式はこの本展ですっかり定着した。今回の第39回においては更に進化させ、作者の過去ログ(以前の作品を遡ってスマホ確認可能)がもう一つのQRコードで見られるようになった。
都美館・来館者・出版社や他団体からの質問と確固たる評価を得た。
陶芸、工芸、中学生美術部のグループ彫塑出展の作品のそれぞれは、来館者から平面だけではない展示の楽しさに評価を得た。
2 普及活動関係
以下の教室、スケッチ会の活動は指導と世話人としての会員の熱意、地域貢献ボランティア精神で地道にJAGの普及活動を継続してくれている。
2-1 JAGスケッチ会(年最大3回開催)
スケッチ会は、天候・会場により参加者の増減は見られるが毎回30名〜40名程度。会の重要な活動になっている。担当会員の周到な準備と計画によって人気のある活動に定着した。持参する弁当とともに、水彩が主となり、油彩パステルのメンバーも伺える。相模川三段の滝、神奈川県立四季の森公園、横浜市青葉区子供の国、それぞれ3月5月10月不定期で開催。
スケッチ終了後に作品持ち寄り集合でJAG理事長から講評あり。
2-2 絵画教室(毎月1回開催)毎回10〜15名参加
参加者各自が作品を持参、お互いに鑑賞し合い作者の意図作風について意見交換を行い、各自
の方向性を考える。互いに高め合い、考え方を知るいい機会でもある。
2-3 人物画制作特別企画(毎月1回開催)毎回10〜20名参加
3カ月間、同じモデル(着衣)をじっくり描く。特別な企画としてスタートしたが、好評の
ため、人気のある活動として続けている。会員講師が指導に当たっている。
2-4 絵画教室「田奈教室」(毎月2回)毎回10名程の参加
絵画教室の原点として、2004年9月から市が尾で発足して以来、多くの仲間を増やし,今も会
の発展に寄与している。現在は田園都市線田奈駅に隣接する会場に移り、参加者が自主的に運営に当たり、会員講師のもとに水彩・アクリル・パステルなどの基本に取り組んでいる。
2-5 水彩画同好会(毎月各2回)毎回8〜10名参加
絵画教室の後を受け、アートフォーラムの会議室を会場に会員講師による指導により、毎回
持ち寄ったモチーフを水彩画で表現する活動を続けている。
[JAG各グループ活動展覧会]
2-6 2016JAG湘南展 藤沢市民ギャラリー
2016.7/5〜7/10 出品者数25人、出品点数36点
2-7 JAG 第4回東京小品展 世田谷美術館
2016.8/9〜8/14 出品者数48人、出品点数83点
2-8 たけとんぼの会 アートフォーラムあざみ野
2016.9/27〜10/2 上記各教室、活動からの発表展覧会としてレベルの高い展示が行われている。
3 広報・啓発事業
3-1 「JAGニュ−ス」 No.90号発行(紙面版、WEB閲覧版)
第38回JAG展の授賞作品・賞候補作品を中心に2ページカラー掲載。
事務局編集制作。
3-2 「JAGニュ−ス」 No.91号発行(紙面版、WEB閲覧版)
2016春季JAG展の全出展作品と作者のメッセージを中心に4ページカラー掲載。
事務局編集制作。
3-3 月刊美術雑誌、定期美術新聞へのJAG展開催広告掲載
3-4 ホームページへの全出品作品画像掲載(非掲載希望を除く、以下同様)
(1)第38回JAG展全作品画像を掲載・過去ログ作品の検索を可能に。
(2)2016春季JAG展の全作品画像掲載
(3)2016第3回JAG東京小品展の全作品掲載
(4)2016JAG湘南展の全作品画像掲載
(5)各グループ活動の案内、スケッチ会の案内
展覧会開催案内、会員のグループ・個展案内他
4 役員会 (年6回開催)
2016年度決算報告
第2号議案
2017年度事業計画(案)
1 展覧会開催事業
1-1 2017年春季JAG展
会期:平成29年4月11日〜4月16日
会場:横浜市民ギャラリー(野毛桜木町)1F・地下1階展示室
授賞式:展示会場・授賞作品前にて
※詳細はギャラリー担当と打合せ後に決定
1-2 第40回JAG展(2017年)
会期:平成29年11月9日〜11月16日
会場:東京都美術館 第4展示室1F
※詳細は会場担当との打合せ後に決定
※JAG事務局では開催事業(展覧会)の会場確保を第一の重要事項と捉えている。
公的展示会場のすべてが抽選や審査認可方式になり、年次計画はすべて、この抽選に
よる希望日の確保で決定する事による。次年度第40回JAG展からの東京都美術館
は審査の通過により5年間が保障されているが、展覧会の内容と質を絶えず高揚させ
て行くことをJAG自らに課すつもりで活動していきたい。
2 普及活動
JAGホームページでの掲載・情報伝達、印刷物発生時の事務局印刷等の支援、他
2-1 スケッチ会(年3回開催、天候・季節を考慮して実施。ホームページに掲示)
2-2 人物画制作特別企画(毎月1回開催)
2-3 絵画教室 絵画芸術を考える(毎月1回開催)
2-4 絵画ボランティア「田奈教室」(毎月2回)
2-5 水彩画同好会(毎月各2回)
3 広報・啓発活動
3-1 JAGニュ−スの発行(紙面媒体、WEB閲覧)
並行して、WEB閲覧による広報活動の具現的手法の展開
サーバの新構築とSNSの具体案を創出していく
新人作家の発掘を念頭に置く
3-2 月刊美術雑誌、美術新聞も紙媒体から訴求効果を期待して
SNS等電子媒体の広告に順次移行するための聞き取り
3-3 ホームペ−ジ作品掲載の発展的継続
(都美術館JAG展、春季JAG展、グループ展覧会、各教室他)
3-4 QRコードによる作品と来館者のコミュニケーションを
さらに一般化し、新たな展開のアイディアを練る
3-5 スマートフォンからのJAGサイト運用構築計画
2017年度予算(案)
その他報告事項
1 (現在明確な開催のみ掲載)
JAG第5回東京小品展 世田谷美術館 2017年6月6日〜6月11日
2 会員の紹介(以下敬称略)
正会員
今井 美佐子、田中 静枝、石川 静子、小川 知子、月舘 弘耀、
丸山 文男
準会員
吉見 典夫、山岸 理恵子、高根 均、油野 洋児、難波 久衛、
関 みさ子、福本 幸嗣
賛助会員
倉本 玲子
3 備品目録
品 目 |
名 称 |
数 量 |
保 管 場 所 |
確認 期 日 |
デジタル 複合機 |
シャープレーザプリンター MX-C300W |
1台 |
協会事務局 |
2017.01.12 |
プリンター |
エプソンA3プリンター PX-1200 |
1台 |
協会事務局 |
2017.01.12 |
パソコン |
富士通 FMVNFG50B |
1台 |
協会会計 |
2017.01.12 |
プリンター |
エプソンA4プリンター PX-605F |
1台 |
協会事務局 |
2017.01.12 |
電話機 |
パイオニア TF-FA70S-W |
1台 |
協会事務局 |
2017.01.12 |
第3号議案
総会にて定款変更に伴う議案の追加
1.内閣府からの特定非営利活動促進法の改正による定款変更の説明。
第9章 公告の方法
第54条に次の文言を追加する。
「2 法第28条の2第1項に規定する貸借対照表に係わる公告については、この法人の
ホームページに掲載して行う。」
2.従たる事務所の廃止により、定款を変更する説明。
第1章 総則 第2条の2.従たる事務所である、東京都世田谷区中町1丁目16番
12号を廃止とする。これは理事
小笠原
裕の辞任によるものである。(敬称略)
以上総会において議長より説明し、議案として承認可決した。
第4号議案
1 議事録署名人選定の件
上記決議の明確化のため、議長及び議事録署名人が議事録に記名捺印する。
以上